インタビュー

【面長男性の髪型】40代ファッションデザイナー、ヘアスタイルの秘訣とは?

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男性が歳を重ねて40代になると、結婚して子供が出来て家庭を持っていたり、責任のある仕事を任せられるようになっていくため、自分の事まで気が回らず、髪型やファッションに対して無頓着になってしまいがち。

パートナーや子供たちからの「お父さん、ダサい!」「もっとカッコよくなって!」という指摘で、無頓着な自分にハッと気づかされる方も多いと思います。

しかし、無頓着だった人がいきなりカッコよくなるなんて至難の技

そこで、いち早くカッコいい大人の男になるために、世の中のカッコいい40代メンズは、髪型やファッションに対してどのようなこだわりを持っているのか?
そして “カッコいい” を維持させるために、普段から気をつけていることや簡単に出来るマル秘テクニックなどを教えてもらおうというこの企画。

第一回目は、大人な芸能人にもファンが多いアパレルブランド「ARCH∧BES」のデザイナーで、複数のメンズブランドでディレションも手がける丸谷 宏さんに聞いてみました。

ヘアスタイルのこだわりとは?

丸谷さんのトレードマークともいえる、きっちりと整えられたそのヘアスタイル。


そこで、ヘアスタイルのこだわりを聞いてみました。

髪型もファッションも、クラシックなスタイルが好きなので、1950年代を意識した髪型です。

若い頃は色んなヘアスタイルを試したという丸谷さん。
自分のスタイルに合う髪型を試行錯誤した結果、30代後半にこのスタイルに落ち着き、10年以上続けているとのこと。

元々、1930年代〜1950年代の文化やファッションに興味があって、自身のブランドもその年代を意識してデザインしているので、自ずとたどり着いたスタイルだと教えてくれました。

自分に似合うヘアスタイルの見つけ方は?

では、どのようなヘアスタイルにしたら良いか分からないという世の中の40代に対して、似合うヘアスタイルの見つけ方についてアドバイスをもらいました。

若い頃に夢中になった俳優やミュージシャンのその後のスタイルを参考にしてみてはいかがでしょうか?

40代になって家庭を持ち落ち着いたとはいえ、誰しも若かりし頃に夢中になった俳優やミュージシャンがいた人も多いはず。

もちろん、そのような人たちも同様に歳をとっていきますが、今では落ち着いたカッコいい大人の男性になっていることが多いので、その人たちの現在のスタイルを真似してみるというのも一つの手だと丸谷さんは教えてくれました。


例えば、俳優の江口洋介さん。
若かりし20代の江口さんは長髪で、当時の若い男性の多くは、その何にも縛られない自由なカッコよさに憧れてましたが、40代後半となった今は、医者やビジネスマン、記者といった社会派を役柄をこなすカッコいい名優となりました。
長かった髪も、歳とともに短めになり、今でもカッコよさはそのままに、大人の渋さも身にまとっています。

海外のミュージシャンでいうと、例えばスティング
「Every Breath You Take」や「Englishman in New York」のヒット曲で知られる彼は、現在60代後半ですが、現在のスッキリとした短髪はとても似合っていて、まさにカッコいい大人です。

芯の通ったスタイルを持っている男性は、やっぱりカッコいいという丸谷さん。

若かりしに憧れた人たちの現在のヘアスタイルを真似することで、誰でも簡単に芯の通ったヘアスタイルを作ることが出来るのではないかと提案してくれました。

ヘアカットの際、どのようにオーダーしてますか?

丸谷さんのトレードマークでもあるスッキリと刈り上げられたヘアスタイルのオーダー方法についても伺ってみました。

『フェードカットでトップのボリュームを抑え気味にしてください。』

丸谷さんのヘアスタイルの特徴でもあるサイドと襟足の刈り上げをグラデーションさせたスタイルは「フェードカット」と呼ばれていて、まずはフェードカットが得意な美容室や理髪店を探すところから始まったといいます。


口コミやネットで探して出会ったのが、フェードカットを得意とする地元・中目黒の理髪店

それまでに、美容室へも何件か行ったようですが、若い美容師さんに「クラシックな50年代スタイルのフェードカット」のイメージを伝えるのに苦労したとのこと。

丸谷さんが通うその理髪店は、スタッフ全員がクラシックなフェードカットというお店。
好みが近い人たちが集う理髪店だからこそ、イメージを共有しやすく「フェードカットでトップのボリュームを抑え気味にしてください。」で通じると言います。

美容室や理髪店を探す際は、そこで働くスタッフの髪型が、自分が目指すものに近いとイメージの共有がしやすいのではないかと思います。
それが難しいのであれば、目指す髪型の画像を美容師さんに見せながら具体的なポイント伝えて、理想に近づけるのが良いのではないかと丸谷さんは教えてくれました。

オーダーする際に伝える「トップのボリュームを抑えてください」の意味についても聞いてみました。

僕は顔が面長で髪の量が多いので、トップにボリュームがあると面長な顔を強調してしまうんです。

顔の形が面長で、髪の量も多いという丸谷さん。
どうしても、トップにボリュームが残っていると、面長の顔を強調してしまい理想のヘアスタイルが作りにくく、ファッションとのバランスが取りにくいと言います。

そこで、必ず「フェードカットでトップのボリュームを抑えてほしい」というポイントは伝えているとのこと。

愛用のヘアスタイリンググッズは?

ヘアスタイルを作るのに愛用されているスタイリング剤やグッズについても教えてもらいました。

水溶性のクールグリースを使って、KENT×BROSHのコームで整えています。

ジェルやポマードなど、様々なスタイリング剤を使ってきて、最終的にたどり着いたのがウォーターグリースだと言います。

クールグリース ペリシア ハード

ベタついたりバリバリに固まってしまうスタイリング剤が苦手で、ホールド力とツヤがありながらも柔らかさがあるウォーターグリースが一番しっくりきたので、ずっと同じものを使い続けているという丸谷さん。

スタイリンググッズも、様々なブラシやコームを使った結果、KENT×BROSHのコームが丸谷さんにとって一番使い勝手が良かったと言います。

髪を膨らませる目が荒い部分と髪を抑える目が細かい部分が一本に集約されているので使いやすいんです。
そして、1777年創業で英国王室御用達の「KENT」というブランドにも魅力を感じます。

スタイリンググッズにもこだわる姿勢は、さすがファッションデザイナーだと唸らされます。

簡単に真似が出来るファッションのポイントは?

丸谷さんの本業であるファッションについても聞いてみました。

ファッションに無頓着の人にとって、カッコよくなるために何から始めたら良いかわからないという人も多いと思います。
そのような人へのアドバイスをしてもらいました。

実はサイズがあった服をきちんと着るだけでカッコよく見えるものです。

歳を重ねると、お腹周りが気になって、それを隠すようについつい大きめなサイズの服を着てしまいがち
それが「だらしない」とか「ダサい」と見せてしまう要因になっていると丸谷さんは言います。

お腹周りのサイズに合わせて細身デザインのシャツを選ぶと、サイズが大きくなってしまい、肩や袖が合わないチグハグなサイズ感になってしまうので、お腹周りが気になる人は、ゆったりとしたデザインのシャツを、肩でサイズを合わせて選ぶと、バランス良く着こなせてカッコよく見えるとのこと。


ちょっとしたことですが、ファッションの基本であるサイズ選びがきちんと出来ることが、カッコいい大人への近道だと教えてくれました。
そのために、服を買うときは、面倒臭がらず店員さんに相談してみることも重要だそうです。

恋人や奥様、お子さんの意見を取り入れるのも良いと思います。

サイズが合っているものを着てても、恋人や奥様、お子さんの好みとかけ離れていたら「かっこ悪いパパ」からは抜け出せません。
やはり、そこは第三者の意見を素直に受け入れることも重要だと丸谷さんは言います。

普段から愛用しているアイテムありますか?

カッコいい大人の男性として、普段から愛用しているアイテムも気になりますよね。
そこで、丸谷さんにとっての必需品についても聞いてみました。

Ray-BanのメガネとBrooks Brothersの腕時計は常に身につけているアイテムです。


Ray-Banのメガネ

丸谷さんは近視らしいのですが、視力矯正はコンタクトで、実はこちらのメガネは度が入っていない伊達メガネとのこと。
その理由をお伺いすると、興味深い答えが。

顔が面長なので、のっぺり見えないようにポイントも持ってくる意味でかけてるんです。

なるほど、このメガネにもそんな意味があったんですね!

Brooks Brothersのクロノグラフウォッチ

クラシックなスタイルに合うクロノグラフの腕時計を探していて、ニューヨークへ出張に行った際に見つけたのがこちらの腕時計とのこと。

重厚感があって落ち着いたデザインなのに、日本製でお手頃価格だったところが気に入りました。

今まではずっとカシオのG-SHOCKを愛用していたとのことですが、自分のスタイルには合わない上に、大人らしい腕時計が欲しいと思って探していた時に出会ったのがこの腕時計だと教えてくれました。

日本未発売モデルらしいのですが、昔ながらの重厚なデザインで価格も20,000円程度というコストパフォーマンスの高さが購入の決めてだったらしいです。

カッコいい大人は買い物上手でもあるんですね。

カッコいい大人になるために

まもなく50歳になる丸谷さんから、カッコいい40代になるためのポイントをたくさん聞かせていただくことが出来ました。

お話をお伺いするまで、カッコ良さを持続していけるのは、ファッションデザイナーという職業柄だろうと思っていましたが、ほんのちょっとしたポイントでカッコいい大人の男性になれるんだと学ばせていただきました。

丸谷さんから聞いたカッコいい大人へのワンポイントアドバイスはこちら。

  1. お手本となる人やなりたい自分を見つけて、まずは真似をするところから始めてみよう!
  2. ヘアスタイルもファッションも、恥ずかしがらずに色んな人の意見を聞いてみよう!
  3. ファッションで大切なのはサイズ選び。自分に合ったサイズの服をきちんと着ると自ずとカッコよく見えてくる!

いきなり全てを実践することは難しいですが、これらのアドバイスを参考に少しずつカッコいい大人へと近づいて行きましょう!

 

プロフィール

丸谷 宏(まるたに ひろし)


ARCH∧BES(アークビス)デザイナー

1969年2月21日生まれ 神奈川県横浜市出身
文化服装学院卒業後、レディスウエアブランドの立ち上げやブランドのパタンナー、アーティストへの衣装製作、メンズウェアの企画等を経て、2014年に自身のブランド「ARCH∧BES」を立ち上げる。
また、現在も複数のブランドのディレクションを手がけている。

Instagramアカウント maruya_maruya

ARCH∧BES Web Site

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田崎 ジュン

田崎 ジュン

株式会社フロアスタンダード メディア事業部所属。 クルマと自転車を愛するエロオヤジ。 休日はひたすら子供と遊ぶことを生きがいにする家族思いな九州男児。 音楽好きな息子のために、40代半ばにしてギターを習得しようと画策中。

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