その理由はズバリ乾燥!
乾燥が原因で髪の毛が痛んでいるように見える可能性が高いです!
くせ毛の人は、髪がデリケートでちょっとしたことですぐ痛んでしまうんですよ。
気になりますよね。
さて、パサパサで艶がないくせ毛やチリ毛をなんとか上手にケアできないのでしょうか?
くせ毛の乾燥は
- ブラシやドライヤーの使い方
- 静電気への対策
- シャンプーの見直し
などなどで改善が期待できます。
また、馴染みのない方法かもしれませんが、ナイトキャップを使うとつ改善できる可能性があるそうです!
ナイトキャップがどんなものかと言うと…、
これですね。
「お仕事って大変なんだな…」
と、社員の声が聞こえてきましたが、これも皆さんのお役に立てるコンテンツをつくるため。
きっといつかわかってもらえると信じています。
さて、今回の内容は
- くせ毛が乾燥しやすい原因
- 簡単にできる対策方法
などなど。
また実際にナイトキャップを使用してみて、ビフォーアフター写真とともにまとめてみました。
さらに、
と、いうことでビフォーアフターを顕微鏡で観察できるか試して見ました!
簡単にできるくせ毛の乾燥対策はどんなものか?
果たしてナイトキャップにはどんな結果があるのか?
くせ毛の乾燥で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね!
くせ毛が乾燥しやすい原因は?
まず、くせ毛が乾燥しやすい原因を知りましょう。
くせ毛は髪質がデリケート
くせ毛の人は、ちょっとしたことでも傷みやすく、そもそもの髪質がとても乾燥しやすいというリスクを負っています。
ちょっと詳しく解説しますね。
髪のうねりにより髪と髪同士で摩擦が起こり、そのダメージによりキューティクルが剥がれ、その剥がれたキューティクルから水分が失われやすくなっています。
また、髪のうねり・捻りにより直毛の人よりも髪同士の間で空間ができがちなので、髪が空気に触れる表面積が大きく、これまた水分がより蒸発しやすいという特徴が。。。
髪の水分が失われる事で髪の乾燥が進み、コルテックスの水分バランスが崩れ、よりくせ毛がひどくなるので、乾燥を防ぐ事がすごく大事なのです。
ちなみに、クシでといたら絡まったり引っかかったりすることがほよく起こっていませんか?
酷いと途中でプチ・・・と切れたり。。。
くせ毛は1本の毛の中でも細いところと太いところが入り混じっています。
そのためクシやブラシでといても引っかかりやすく、切れ毛や枝毛でパサパサに!
摩擦ダメージが大きい
前述したように、くせ毛でうねった髪は、髪同士で擦れ合ったり、服やタオルでの摩擦抵抗を大きくするため髪の表面のキューティクルが剥がれやすい傾向が!
そのため髪がパサパサに乾燥しやすいです。
キューティクルは外からのダメージを防いでくれる役割も持っているので、そのキュ-ティクルが剥がれてしまうと、鎧を付けずに丸裸で矢が降り注ぐ戦場に飛び込んでいるようなものなのです。
もしそう感じているのなら、くせ毛の摩擦ダメージが大きすぎて、トリートメントでの乾燥対策が追いついていない可能性があります。
静電気
車の扉でパチ!
人と手があたりそうな時にパチ!
冬のくせ毛あるある。
これ、かなりのストレスじゃありませんか?
くせ毛は、静電気発生の絶好の条件がそろっています。
ただ普通に歩いているだけでもくせ毛同士で擦れ合うため、ものすご~く静電気が起きやすいのです。
この静電気は髪の乾燥を早めたり、傷みを悪化させる原因になっているんですよ。
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紫外線
くせ毛にとって紫外線は天敵です。
頭皮が紫外線で焼けると髪に栄養が行きにくくなり、くせ毛が強く出るようになったり、乾燥やパサパサがもっと悪化してしまいます。
肌をUVケアする人は多いのですが、髪のUVケアをする人はほとんどいません。
しかし、日本人は黒髪なので、肌の5倍の紫外線を吸収すると言われています。
【原因まとめ】くせ毛に合わせた乾燥対策が大切!
ここまでの原因をまとめると・・・
ココがポイント
くせ毛はそもそも乾燥しやすい
髪同士が擦れ合うためダメージを受けやすい
クシやブラシが絡まりやすい
静電気が起きやすい
紫外線にかなり弱い
と言えます。
そして、簡単にできるケアとして、
「トリートメントを使ってみよう」
「艶がないからとりあえず艶が出るスタイリング剤を使おう」
「パサパサしてるからワックスやヘアクリームを塗っておこう」
これらのものがありますね。
もちろん効果が出るのならそれでOKです!
でも、これだけで効果を実感しにくいのならどうしましょうか?
せっかく手入れをしているのに、効果が出ない。
もし髪の乾燥やパサパサ、くせ毛が進行してしまったらちょっと悲しいですね。
どうしたらくせ毛が艶々に潤うようになるのか。
パサパサ乾燥改善に効果が期待できる方法をお伝えしていきます!
【対策】くせ毛の乾燥やパサパサ髪を防ぐ方法はコレ
さて、どうしたらくせ毛の乾燥やパサパサを防げるのか?
ちなみに今からお伝えする方法は、かなり地味な方法です(笑)
秒速でくせ毛の乾燥がツヤツヤになる!
そんな夢みたいな方法ではないものの、効果は期待できますので、ぜひトライしてみてくださいね!
まずは髪を切る!
もし、お手入れをおろそかにしていたのなら、枝毛や切れ毛の蓄積で毛先がボロボロになっているかもしれません。
まずは、枝毛や切れ毛をカットするべく髪を切りましょう。
そのままにしておくと枝毛は進行しする可能性が大です!
ボロボロな部分はまず切るのが一番。
「傷みを修復するトリートメント」と書かれた市販のヘアケア用品使っても今ある枝毛は消えません。
なるべく多く切ったほうがいいですが、どうしても髪形を変えたくないという人は美容師さんに「枝毛だけ切ってください」とオーダーしてみましょう。
美容師さんは枝毛だけを選別してカットしてくれるはずです!
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髪のとき方
くせ毛の人は、次にご紹介する髪のとき方を試してみてくださいね。
まず、目の荒いざっくりしたクシで毛先だけを先にとき、徐々に中央から、そして最後に根元からクシを通します。
次に、目の細かいコームもしくはブラシでときます。この時も同様にまずは毛先だけを先にとき、順番に根元の方にずらしてといていきます。
いきなり目の細かいコームやブラシで根元からギューっととくようなことはしない方が懸命です。
毛が絡まって、キューティクルが傷つき、パサパサ髪へ一直線です。
ドライヤーのあて方
内側や根元も含めて、しっかりと乾かしましょう。
ドライヤーの風は、上から下に向けてあてるようにし、根元から毛先に風が流れる道を作るようにすると熱のダメージが少なくてすみます。
手で湿り気を確認しながら、内側や根元までしっかり乾かしてください。
濡れた髪は傷つきやすくてくせ毛の人は絶対にNGです。
内側や根元から傷むと髪が広がりやすくなり、さらにパサパサな印象を与えてしまいます。
特に男性は、ある程度乾いたら満足してドライヤーを終了してしまう人が多いようですが、濡れたくせ毛を侮ってはいけません。
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紫外線対策
髪に紫外線が当たらないよう特に春~夏は帽子をかぶるのがおすすめです!
なるべく直射日光があたらないように日陰を歩いたり、地下を通るようにするといった工夫をしてみるのもいいですね!
こうした日々の努力で随分紫外線がよりカットできます。
春夏にこれらに気をつけて紫外線対策をして過ごすと、秋冬の髪の乾燥やパサパサが予防できるので、かなりオススメです。
また、塗れた髪はキューティクルが開いており、そこに紫外線を浴びるともろにダメージが加わります。
一気に傷みますので、繰り返しになりますが、「塗れたくせ毛を侮ってはいけません」のパート2です!
雨上がり、プールのあと、シャワーのあとなどはしっかりと乾かしておきましょう。
静電気対策
冬の静電気対策でおすすめなのが、下着や服、マフラー、帽子などの素材で化学繊維のものを身に着けないことです。
綿や麻をはじめ、自然素材のものをつけるように変えると、静電気はかなり軽減されます!
保湿力のあるシャンプーを使う
日々のヘアケアグッズも見直してみましょう。
シャンプーのボトルの裏面に成分表記が記載されていると思うのですが、ここで注目してほしいので「水の次に表記されている成分」。
実は、シャンプーの成分のうち水が60%、界面活性剤が30%、残りが10%の割合で作られているのですが、裏面の成分表記は成分量の多い順に記載がされているので、チェックしておかなければならないのは「どんな界面活性剤が使われているか」です。
よく「天然成分配合」とかでオーガニック謳ってる商品いっぱいありますが、含まれている割合は全体のわずか10%以下ですので、チェックしてほしいのは洗浄成分の品質です。
なんで10%しか入っていないものをアピールしているのかって?それはメーカー側が自分たちの製品を特徴的に魅せたいからですわな。
じゃあどんな界面活性剤がダメかというと、それは「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」といった、「硫酸」が付く成分を含んでいるシャンプー。
これらは石油系界面活性剤と呼ばれるもので、洗浄力が強いので汚れをしっかり落としてくれるのですが、洗浄力が強すぎるので髪や頭皮の必要な油分を取りすぎてしまい、乾燥をより促進させていまいます。
じゃあどんなシャンプーが良いのかというと、、、、それは「アミノ酸シャンプー」です。
最近じゃすっかりメジャーですよね。
くせ毛の人のシャンプーの選び方の基準についてはこちらで詳しく解説しているので、チェックしてみてくださいな。
ナイトキャップはくせ毛改善に効果があるのか?試して見た!
「メンズのくせ毛乾燥対策にナイトキャップが効果がある」
そんな情報をキャッチしましたので、本当に効果があるのか実験してみました!
ナイトキャップというのは、寝るときにかぶる帽子のこと。
ツバや縁取りがなく、シンプルなキャップです。
柔らかい素材でできているので、着けたときに圧迫されることもなく、長時間着用できました!
ナイトキャップがくせ毛の人にオススメな理由
ナイトキャップは寝るときに着用すると、髪の広がりや乱れを防いでくれるので、寝ている間に髪が布団でこすれたり、髪同士がからまったりすることがなく、摩擦ダメージが最小限に抑えられるそうです。
この辺りから、くせ毛の人にはかなりオススメできると思います。
また、私たちの体は寝ている間に成長ホルモンを分泌します。
これは細胞を生み出したり、修復したり私たちの体の成長に関わるホルモンで、もちろん頭皮や髪にも影響しています。
この成長ホルモンの影響で、睡眠中は特に頭皮の細胞の一連の働きが活発になります。
この時にナイトキャップで保温と保湿をすると、成長ホルモンとの相乗効果で、頭皮が潤い、頭皮のターンオーバーが正常化されるようになります。
頭皮が元気になれば、元気な髪を産み出せるようになり、パサパサした髪もしっとり艶やかに!
このような理由から、ナイトキャップを使用すればキューティクルが整い、乾燥対策につながるとのことです。
オススメな理由!
- 寝ている間の髪の摩擦ダメージが最小限で髪が傷みにくい!→乾燥パサパサ防止
- 翌朝くせ毛が広がらずまとまりやすい→静電気防止、乾燥パサパサ防止
- 頭皮が保温、保湿されて頭皮の乾燥が防げる→髪が艶々に
せっかくだからYOU TOKYOシャンプーとナイトキャップを組み合わせてみた。
そのような訳で、弊社のくせ毛シャンプーとナイトキャップを合わせてどんな変化があるのかやってみました。
と、いうことでさらに詳細を確認したく、今回は顕微鏡でどんな変化があるのかを観察します!
まずは何もスタイリングしていない状態。
この髪の毛をYOU TOKYOのシャンプーで洗って、ドライヤーをかけてみたところ…
髪の毛、洗う前より落ち着いていますね!そうです、これがステマです!
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次にナイトキャップを被って一晩ねてみます!
一晩おいた結果…
最近髪を切ったばかりなのでわかりにくいですが、普段よりも寝癖は収まっていますね。
ナイトキャップは保温効果があると前述しましたが、頭が暑くなったりといった事は特に感じなかったので、もし寝起きのスタイリングが大変!と悩んでいる人はナイトキャップはアリかもしれません。
あと、メンズ用の割とかっこ良いナイトキャップもありますよ。(※今回は弊社のカメラマン・ワダタカシが、間違えてレディース用のナイトキャップを購入してしまいました)
顕微鏡でくせ毛を見れるかチャレンジ!
ネットで調べて見たところ、髪の毛の状態を顕微鏡で見るには、以下のステップをふむといいようです。
まずノリでプレパラート(ガラスの板)に観察したい毛を固定!
これで1〜2日間放置してノリを乾燥させます!
プレパラートから毛をゆっくり取り除いて、乾いたノリの形を観察するとキューティクルの状態が見えるそうです。
毛を取り除く前に、のぞいて見ると…
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正直なところ、安物の顕微鏡を買ってしまった為、今回のやり方で顕微鏡で観察をしても明確な違いが確認できませんでした。
しかし実際にナイトキャップを使用してみた感覚としては、寝癖おさまるし翌日のセット時に髪がまとまっててセットしやすい気がしたので、まあ対策としてはアリなのかな?
でも、対策としてはやっぱりYOU TOKYOのシャンプーが一番ですね!!(ダイレクトマーケティング)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、くせ毛の乾燥改善効果が期待できる、お役立ちアイテムのナイトキャップ。
これを実際に使って効果を検証して見ました。
くせ毛のパサパサやちり毛は、手入れをすれば艶が出る可能性が十分にあります。
今まで何をやってもパサパサが改善しなかったという人に、ぜひ試してもらいたい方法です。
一人でも多くのパサパサくせ毛が改善しますように!
Hair Stylist 根本 友尋
服装、生活、骨格、好みなどお客様の髪を考える事が大好き!流行だけでなく、個性を引き出し、『似合わせ』を重視したカットを提案します。『おまかせ』も大好きなのでお気軽にお話ください♪
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