髪の基礎知識

【トリートメントって意味あるの?】シャンプーのみで髪を洗う男性よ、「髪のタンパク質」を無視するな

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トリートメントって意味あるの? シャンプーだけでよくない?

そんな疑問に答えるため、この記事では「知らなきゃ損する」トリートメントの豆知識を解説します!

「これまでシャンプーのみだった」という男性にもわかりやすくトリートメントの意味をまとめましたので、是非チェックして下さい。

そもそもトリートメントって何?

「シャンプーなし」という人はさすがにいないとは思うのですが、「トリートメントしない」という人は多いかと思います。

「シャンプーのみで洗髪してた」の人からすると「トリートメントって意味があんの?」って感じですよね。

結論としては、トリートメントを使う意味はあります!

髪の短い男性にも「くせ毛を抑える」「パサつきを改善する」などの効果が期待出来るのです。

まずはトリートメントの「役割」や「特徴」を見ていきましょう。

トリートメントの<役割

トリートメントの役割は、髪の内部に「栄養分」を補給することでダメージを修復し、毛髪を「健康な状態に戻すこと」にあります。

髪全体がパサついていたり、切れ毛やごわつくといったダメージを受けていませんか?

そんな人は「シャンプーのみ」の洗髪を続けていると、どんどんダメージが悪化してしまうかも…。

傷んだ髪のケアは「シャンプーのみ」ではどうにもならないので注意が必要です。

トリートメントの<特徴


またトリートメントは、粘度が高く一本一本の髪の毛に吸着しやすいといった特徴があります。

粘度が非常に高いためしっかり吸着するだけでなく、髪の内部にもしっかり浸透してくれます。

  • 痛んでしまった髪を修復する(補修)
  • 潤い」を与えてくれる(保湿)

といった、二つの役割があります。

「パサつきが気になる」「スタイリングが思うようにいかない」

そんな悩みを抱える人は、日々のヘアケアにトリートメントを取り入れてみましょう。

またワックスやジェルなど色々試しても「うまく髪がスタイリング出来ない」という男性は是非、トリートメントを試してみて下さい。

トリートメント選びの2つのポイント

最近では男性向け・女性向け問わず、多種多様なトリートメントがドラッグストアでも並んでいますね。

「植物由来成分配合」「◯◯油配合」など、どれも効果がありそうに見えますね!

でも「カタカナが多くてわかんない」「どれも同じに見える」という声もよく耳にします…。

選び方を間違えると、「トリートメントを使っているのに、髪が健康な状態になっていない!」という落とし穴にハマってしまうかも…。

ここで今日から簡単に実践できる、「トリートメント選びの2つのポイント」を紹介します。

まずは一つ目のポイント「シリコン」について見ていきましょう。

「シリコン」はトリートメントに必要不可欠

「ノンシリコンシャンプー 」の流行から、ヘアケア用品において「シリコンは悪い成分」という印象が強くなっているかと思います。

シリコン(ジメチコンなど「〜コン」といった成分を含む)には、

  • 髪のツヤを出す
  • 滑り・指通りが良くなる
  • ドライヤーの熱などダメージの元となる刺激から髪を守ってくれる

といったメリットがあり、トリートメントからシリコンを抜いてしまうと、滑らかな質感を出すことが難しくなってしまうのです。

「じゃあシャンプーはなんでシリコンなくても大丈夫なの?」といった疑問が出てくるかと思います。

それは「シリコン」の代替となる成分がトリートメントには配合出来ないという事情によるもの。

シャンプーには滑り感を出すための代替成分「カチオン化セルロース」を配合することができるのですが、トリートメントには配合することが出来ないといいます。

そのためトリートメントの選び方はシャンプー若干異なります。

「シリコンが入っているからダメ」という訳ではありません。
この「シリコン」の見方については次の章で美容師さんに詳しく解説してもらいます!

「シャンプーのみ」の男性よ!これがトリートメントの選び方だ!


2つ目のポイントは「補修力」。補修力とは傷んでしまった髪を内部からケアしていくこと。
この補修力は、トリートメントの選び方を間違えると全く意味・効果がなくなってしまいます。

非常に大切なことなので、ここでヘアケアの専門家・美容師の河面涼平さんに解説していただきましょう。

「これまでシャンプーのみだったけど、これからトリートメントを使いたい」という人は是非チェックして下さい!

今回ご協力いただいた美容師さん

Hair Stylist 河面 涼平

1990年生まれ

山野美容専門学校卒業後、都内の人気ヘアサロンにて勤務。
お客様のライフスタイルやファッションに合わせたヘアスタイル提案、ヘアケア技術、くせ毛カットを得意としている。

Instagramアカウント  ryo_heychan

失敗しないトリートメントの選び方を教えて下さい!
トリートメントの役割を2タイプに分けて考えていきましょう

トリートメントは補修系成分(ケラチンなど)の有無や量、質によって大きく2タイプに分けることが出来ます。

  • 内部補修型
  • コーティング型

内部補修型は、ダメージケア、つまり髪内部に「ケラチン」などタンパク質の補充することで髪を補修することが主な役割となります。

一方、コーティング型は、髪の毛の表面に「膜」をつくることで類似的なツヤツヤ感を出すことを目的に作られています。髪の成分に近い「ケラチン」などの成分が含まれていません。

そのためコーティング型トリートメントは使うほど「髪表面のツヤ感」が増しますが、根本的な髪のダメージが「放置されたまま」になってしまいます。

コーティング型トリートメント 内部補修型トリートメント
ジメチコンなどコーティング成分が多く、補修成分が少ない(含まれていない)。
ダメージの補修効果は期待できない。
「羊毛ケラチン」「羽毛ケラチン」「ラノリン」などタンパク質・補修成分が含まれている。
艶出しなど髪表面のコーティングだけでなく、髪内部の補修・保湿も期待できる。
コーティング型って内部の補修が出来ないんですね…。
ここで注意しないといけないのが、カラーやパーマを行うと一気に痛んでしまうリスクがあること

コーティング型トリートメントが髪の表面を覆っている状態であれば大丈夫なのですが、問題はコーティングが落ちてしまった時。

コーティングがない状態の髪の毛がカラー・パーマ剤を浴びると、髪内部の「間充物質」が流れ出れでてしまうリスクがあるのです!

「間充物質」って何ですか?
「間充物質」とは、髪の毛の主成分で、髪内部にあるケラチンなどのことです

「間充物質」が減少すると、髪の内部にある水分が減りやすくなり、パサつきがエスカレートします。またカラーも抜けやすくなってしまいます。

くせ毛悪化しちゃうじゃん!「コーティング型」と「内部補修型」の見分け方が知りたいです
成分表記の「〜コン」に注目して下さい

「ジメチコン」など、「〜コン」といった成分が成分表記が最初の方に多く書かれている場合、「コーティング型」である可能性が高いです。

ヘアケア用品の成分表記は、含まれている量の多い順で並んでいるからです。
厳密な割合は記載されていませんが、成分表記の上位であれば上位であるほど「コーティング」成分が多く含まれている、ということになります。

またコーティング型には、「羊毛ケラチン」「羽毛ケラチン」「ラノリン」など「内部補修型」などの補修成分が含まれていないことが最大のポイントになります。

なるほどです!ありがとうございます!

見分け方のポイント

「ジメチコン」など、「〜コン」といった成分が成分表記が最初の方に多く書かれているかどうかをチェックしましょう
「コーティング型」「内部補修型」いずれもコーティング成分は含まれていますが、配合量の2~3番目に「〜コン」が表記されているものは「コーティング成分が多い」=「コーティング型」の可能性が高いです。

コーティング成分が5番目ぐらいに表記されているものが、「補修・コーティングのバランスが良い」トリートメントと言えるでしょう。

 

リンスとコンディショナーを使う意味って?

それでは次に、「リンス」や「コンディショナー」の意味・トリートメントとの違いを見ていきましょう。

「リンス」「コンディショナー」の役割

まず「リンス」と「コンディショナー」には、髪の表面を「被膜」で覆うことで、指通りを良くし髪の「キューティクル」を整えるという役割があります。

基本的に、リンスとコンディショナーに大きな違いはないのですが、

  • リンス」・・・すすぐ、ゆすぐという動作をしやすくするために作られたもの
  • コンディショナー」・・・状態を整え、痛みを防ぐために作られたもの

といった意味があります。

最近では、髪の内部に浸透することで「内側から髪の毛を補修するための成分」が含まれているものもあります。

こうした成分は、特にコンディショナーに多く含まれていることから

  • リンス」・・・髪表面をコーティングするもの
  • コンディショナー」・・・内部にも浸透し、コーティングするもの

と区別されることもあります。

「トリートメント」との違いとは?

トリートメントは、「内部に浸透することでダメージを受けた髪の補修する」「表面に皮膜をつくることで、紫外線などの刺激から髪を守る」という二つの役割・意味があります。

一方、「リンス」や「コンディショナー」は、髪の表面を保護(コーティング)することが目的。髪内部を補修する成分が含まれていないことが多いです。

そのためトリートメントやリンス、コンディショナーには使う順番・役割が決まっています。

  1. シャンプー・・・汚れを落とす
  2. トリートメント・・・「髪の内部」に栄養分を補給する、数分浸透させる
  3. リンスorコンディショナー・・・「髪の表面」を保護する

この順序で使うことで、それぞれの役割が十分に発揮されます。

トリートメントは毎日使わなくても良い?どのくらいの頻度が適切?

トリートメントを使う「頻度」は、使うトリートメントによっても違いますが、基本的には明確な頻度は決まっていません。

結論」としては、人それぞれです。

パサつきが気になる、髪のダメージが気になるなど、髪のダメージ具合によって回数を増やすなど工夫してみましょう。

「シャンプーのみで洗髪していた」、「トリートメントなんて意味ないよ」と思っていた人は、「2,3日に一回」ぐらいからスタートしてみることをオススメ。

ダメージが強い人、乾燥が激しい人は毎日使ってみるといいかもしれません。

トリートメントの「正しい使い方」とは?

これまで「シャンプーのみで洗髪していた」人必見!「トリートメントの正しい使い方」についてみていきましょう~!

今回はポイントをまとめたので、参考にしてみてください!

①「シャンプー」をしっかり洗い流す

シャンプー剤が少しでも残っていると、「毛穴」に詰まり頭皮トラブルが起きやすくなります。
「シャンプーなし」「トリートメントのみ」だと、残ったトリートメント剤による毛穴詰まりなど他のトラブルの引き金となりかねません。
頭皮を健康な状態に保つためにも、しっかりと洗い流して下さい。「シャンプーなし」の湯シャンではなく、なるべくシャンプーを使うことをオススメします。

②シャンプーの「水気」をしっかり切る

トリートメントをしっかり浸透させるために、シャンプーをした後の水気をきちんととりましょう。

手で絞りきれない時は、「タオルドライ」をしてもいいですね

③「頭皮」につかないように注意してつける

頭皮に含まれている油分が、「毛穴」に入り込んでしまう危険性があるので注意しましょう。

④5分〜10分ほど置く

すぐに洗い流さず、数分置くと浸透しやすくなります

⑤「シャワーキャップ」や「タオル」をかぶる

時間がある時は、トリートメントの浸透をよくするために、シャワーキャップやタオルを巻くといいですね。

⑥トリートメントをしっかり洗い流す

最後にしっかり、トリートメントを洗い流して終了です。

少しでも残っていると、頭皮トラブルの原因になるので、ベタつきが気にならない程度まで洗い流しましょう。

まとめ

日々の小さなヘアケアの積み重ねが将来の髪質を大きく左右することになるかも…。

保湿・補修はくせ毛・パサパサ・うねりの改善にも役立ちます。

これまで「シャンプーのみで洗髪してた」という男性も、これを機にトリートメントを使用してみてはいかがでしょうか?

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天パ神・高松

天パ神・高松

株式会社フロアスタンダード代表取締役。毛髪診断士の資格を2019年に取得。 青春時代にくせ毛を通り越したチリ毛だった為に、ついたあだ名は「スチールウール」。 部屋に陰毛が落ちていた事で、昔付き合っていた彼女に浮気を疑われた過去がある。 違う、それは高松の髪の毛だ。 ⇒YOUTOKYOの裏事情とかつぶやくよ!高松のツイッターはこちら

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