自分自身に無頓着になってしまった40代の男性がカッコよくなるためのヒントを聞くために、カッコいい人にその秘訣をインタビューするこの企画。
今回はその第三弾!
今回お話をお伺いするのは、大手外食企業に勤務し、店舗マネージャーとして手腕を奮う秋元 太輔さん。
他のインタビュー記事はこちら。
飲食業界の第一線で働くカッコいい40代は、髪型やファッションに対してどのようなこだわりを持っているのか?
そして “カッコいい” を維持させるために、普段から気をつけていることや簡単に出来るマル秘テクニックなどを教えてもらいました。
今回も興味深いお話が聞けましたので、思い当たる方は是非参考にしてみてください。
ヘアスタイルのこだわりとは
ヘアスタイルの自由度が低い飲食業界で働く秋元さんにとって、ヘアスタイルのこだわりとはなんなのか?
ビジネスや立場上、ヘアスタイルで遊べない方々のために、そのあたりを聞いてみました。
仕事柄、髪を伸ばす事も色を入れる事も出来ないので、その制限の中でどう髪型で自分を表現できるかを楽しんでいます。
やはり、飲食業界に身を置いているため、なかなか髪型の自由度は低いとのことでしたが、その制限の中でいかにヘアスタイルを楽しむかが面白いと話す秋元さん。
ヘアスタイルの参考にするのは、自身より10歳ほど若い30代前半の人たち。
社会的な立場が確立されてきているので、20代の人ほどヘアスタイルで冒険する訳でもなく、かといって、まだオシャレにも関心が高い年齢でもあるので、ヘアスタイルにもオシャレ感があって、すごく参考になると教えてくれました。
現在のヘアスタイルのこだわりについても聞いてみました。
おでこが隠れるように髪を下ろしても清潔感が保てるように心がけてます。
秋元さんはくせ毛の軟毛なので、トップにある程度のボリュームを残しつつも、サイドをツーブロックにしてボリュームを調整してもらっているとの事。
また、おでこが広いのがコンプレックスで、いつもおでこが隠れるように髪を下ろしているようですが、髪を下ろしてしまうとどうしても重くなってしまい、下手すると不潔な印象にもなりかねないので、清潔感を保てるスタイルにしてもらっています。
その上で、こんな事もおっしゃっていました。
無いものねだりで、クラシックな七三分けやすっきりとした短髪に憧れるんですが、自分の髪質では出来ないんです。
直毛で常にパーマをかけている筆者には、秋元さんの程よいカールが羨ましいのですが、これも無いものねだりなんですかね。
自分に似合うヘアスタイルの見つけ方は?
先ほど、ご自身よりも10歳ほど若い30代前半の人たちの髪型を参考にして、程よいオシャレ感を取り入れているとお話しいただいた秋元さん。
では、実際にどのようにして自分に似合うヘアスタイルを探しているのでしょうか?
ファッション誌のモデルさんやスナップ写真などから好みの髪型を見つけて参考にしたり、街を歩くカッコいい男性の髪型を参考にしたりすることが多いです。
ヘアスタイルも常に流行は意識していたいので、ファッション誌のスナップ特集や街を歩くカッコいい人は非常に参考になるという秋元さん。
カッコいいと思ったヘアスタイルは、食わず嫌いをせずに極力試してみるようにしているとの事。
そうすることで、自ずと自分に似合う髪型・似合わない髪型が分かってくると教えてくれました。
また、大学卒業後はアパレル業界に進みたいと考えていたほどのファッション好きなこともあって、自ずと周りにはアパレル業界の人が多いので、そのような人たちの髪型や意見も参考にしていると話してくれました。
カッコいいと思う人や憧れの人のスタイルを参考にするのが似合う髪型を見つける近道かもしれません。
まずは、身近なカッコいい人や憧れの人のヘアスタイルを真似してみる。
もし、身近にそのような人がいなければ、街ゆく人や雑誌など見かけるカッコいい人のスタイルを真似してみるというのが、自分に似合うヘアスタイル探しには重要なのではないかと教えてくれました。
現在のヘアカットはどのようにオーダしましたか?
秋元さんのすっきりと清潔感がある髪型は、どのようにオーダーされているのでしょうか?
美容院でのオーダーのポイントを聞いてみました。
『ツーブロックでサイドの刈り上げを6mmで、トップは長めに残して、フロントからサイドにかけて流せるようにしてください。』
サイドのツーブロックが特徴的な秋元さんのヘアスタイル。
そのオーダーはかなり細かく指示しているとの事。
ヘアスタイルに制限が多い飲食業界なので、意図が伝わらず極端なヘアスタイルにならないよう、オーダーするときはできるだけ詳しく伝えていると言います。
また、ここ最近はヘアスタイルが決まっているので、いつ美容室に行ってもそれを再現できるよう、オーダーについては細かく指示していると教えてくれました。
そして、必ず付け加えるのが、「髪を下ろしておでこを隠しても清潔感を保てるスタイル。」である事。
やはり、飲食業界で食品を扱う以上、“清潔感”は大切にしていると秋元さんは言います。
この辺りは、お仕事や立場上、ヘアスタイルに制限がある人は参考になる部分なのではないでしょうか。
愛用のヘアスタイリンググッズは?
ヘアスタイルを作るのに普段愛用しているスタイリンググッズについても教えてもらいました。
スタイリング剤は色々と試してみましたが、今はナカノのスタイリングワックスを使ってます。
美容室やスタイリストなどにも愛用者が多い、定番のナカノ スタイリングワックス。
軟毛の秋元さんは、その中でも自然な仕上がりでセット力がそれほど強くないタイプで、ボリュームアップをさせていると教えてくれました。
ナカノ スタイリングワックス
軟毛なので、ジェルだと重すぎてボリュームが出にくく、セット力が強いワックスだと髪が束になってペチャっとなってしまう。
そんななか、美容室で紹介されて使い始めたこのスタイリングワックスは、程よいキープ力と自然な仕上がりで軟毛の秋元さんにはちょうど良いとの事。
また、ワックスをつけるときは、少量を手でしっかり馴染ませてから髪全体になじませて、手ぐしで整えるだけで、クシやブラシは全く使用しないと秋元さんはいいます。
軟毛なので、クシやブラシを使うと髪が束になってしまうんで、ほとんど使いません。
クシやブラシを使うことで、髪の毛が束になり、自然な感じが失われてしまうのがイヤだと教えてくれました。
簡単に真似が出来るファッションのポイントは?
学生時代からファッションが好きでアパレル業界に進みたいと考えていた秋元さん。
そんなオシャレ好きな秋元さんから、ファッションに無頓着の人が簡単に真似が出来るにオシャレポイントについて教えてもらいました。
一生物と言われるようなこだわりのアイテムをどこかに取り入れてみるのはどうでしょう?
秋元さんの周りのカッコいい男性の多くは、靴にしろ腕時計にしろ一生物といえるこだわりのアイテムを身につけていることが多いと教えてくれました。
こだわりのアイテムを身につけていると、オシャレに気を使っているように思われますし、高価なものが多いので、自然と背筋ものびて大人の男性らしい振る舞いになれるのではないかと言います。
常々感じるんですが、サイズが合わない服を着ていてだらしない印象になっている人が多い気がします。
今までインタビューさせていただいた方々もおっしゃっていましたが、やはり歳を重ねていくと、体型カバーの為か自身のサイズよりも大きな服を着てだらしない印象になってしまっている方が多いという意見でした。
サイズに合った服をきちんと着る事で、ずいぶんカッコよく見えるのではないかと感じます。
そして、ヘアスタイルと同様、憧れの人やカッコいいと思う人の真似をしたり、意見を取り入れたりするのもカッコいい大人への近道ではないかと教えてくれました。
普段から愛用しているアイテムはありますか?
オシャレでカッコいい秋元さんが普段からどのようなアイテムを愛用しているのか気になりますよね?
そこで、秋元さんが愛用してるお気に入りの品々を伺いました。
岩井眼鏡製作所のメガネとROLEXの腕時計は常に身につけているアイテムです。
岩井眼鏡製作所のメガネ
秋元さんは近視らしいのですが、度の入った眼鏡をかけると目が小さくなって顔のバランスが崩れるので、視力矯正はコンタクトで行なって、こちらのメガネには度を入れていないらしいです。
この眼鏡は薄く色がついたレンズを入れているので、夜でも使えるサングラスとして、常に愛用しているお気に入りだとの事。
ROLEXのエクスプローラー1
40歳になった記念に購入したこちらの腕時計。
大人の証として、20代の頃からずっと憧れていた時計だったという秋元さん。
ロレックスの中でもスポーツモデルは大振りなものが多い中、これはシンプルで落ち着いたデザインなので、どんな格好にも合わせやすいところが気に入っていて、いつも着用しているとの事。
ニューバランス 993
仕事では長時間立ちっぱなしになる事が多いので、仕事から離れると足を休めたいと思って、自然と軽くて歩きやすいスニーカーを選ぶことが多いという秋元さん。
最近はこのニューバランスのスニーカーが気に入っていて良く履いているとの事。
他のメーカーのスニーカーも履くことはあるらしいのですが、やっぱりニューバランスの履き心地は別格だ言います。
カッコいい大人になるために
常々、様々な情報に対してアンテナを張り、オシャレに対しても敏感な秋元さんからカッコいい40代になるためのポイントを聞かせていただくことが出来ました。
秋元さんは飲食業界に身を置いているため、様々な制約がある中でヘアスタイルやファッションを楽しんでいることが分かりました。
お仕事や立場上、オシャレは楽しめないと考えている方々に参考になる情報もあったのではないでしょうか。
そんな秋元さんから聞いたカッコいい大人へのワンポイントアドバイスはこちら。
- ヘアスタイルもファッションも食わず嫌いをせずに色々と試してみよう!失敗からもカッコいい大人に近づくヒントがきっとある!
- 一生物と言われる逸品を身につける事で、自ずと大人の振る舞いになってカッコ良さが引き出せるはず!
- 身近なカッコいい人や憧れの人の真似をすることはカッコいい大人への近道!
年齢を重ねると、様々な制約や立場から、徐々に自身の髪型やファッションに関心が薄れて行く方が増えるますが、そんな制約の中でも十分カッコいい大人になれるので、これらのアドバイスを参考に、楽しみながらカッコいい40代を目指しましょう!
秋元 太輔(あきもと だいすけ)
大手外食企業勤務
1976年7月9日生まれ 神奈川県川崎市生まれ
大学卒業後、飲食業界に入り、接客業務やマネジメントを担当し、現在は大手外食企業にて店舗マネージャーとして手腕を奮う。
休日には奥様とショッピングや食べ歩きを楽しむ42歳。
Instagramアカウント aaaaaa.1019