髪の基礎知識

【シャンプー編】メンズに贈る!頭皮の臭いをケアする為に見るべき記事

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こんにちは、Aikaです!

気温が高くなると心配なのが汗と臭い。

「洗っても洗っても臭いが治らない」「頭皮の臭いを消すにはどうすればいい?」

そんな悩みを抱える男性に向けて、今回は臭い対策のためのシャンプーの選び方、洗い方を紹介します。

しっかり洗っているのに何故!?頭皮の臭いの原因

まずは頭皮の臭いの原因を見ていきましょう。

皮脂が多い

頭皮の臭いの原因で一番多いと言われているのが皮脂。

皮脂が多く出ると、それをエサとする雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

また分泌されてから24時間ほど経つと皮脂は酸化してしまいます。

酸化した皮脂はさらに強い臭いを放つことに…。

オイリー肌の人、頭皮のベタつきが気になる人、汗をかきやすい体質の人は要注意です。

毛穴に汚れが詰まっている

毛穴詰まりは臭いの温床。毛穴に詰まってしまうのは皮脂だけではありません。

トリートメントやヘアワックスも毛穴を詰まらせてしまいます。

整髪料などを大量に使っている方は要注意。

油汚れが毛穴に残ると、臭いだけでなく様々な頭皮トラブルの引き金となります。

加齢臭が発生している

加齢臭は実は女性ホルモンの低下により起こります。なので男性に多い症状なんですね。

シャンプー・トリートメントの使い方

シャンプー、トリートメントは使用法を間違えると、頭皮に残ってしまいます。

頭皮に残ると、雑菌が繁殖しやすくなったり毛穴詰まりを引き起こしてしまいます。

臭いをケアする洗い方についてはこの記事でもまとめましたので、是非チェックして下さい。

生活習慣の乱れ

食生活が乱れていたり、睡眠不足、ストレスが溜まっているなどで臭いが発生する場合があります。

特に食生活は要注意。脂質や肉の摂り過ぎ、野菜不足は頭皮だけでなく他の体臭の原因となります。

頭皮も体の一部。生活習慣が乱れてしまうと、その影響が頭皮にも及んでしまいます。

枕に雑菌が溜まっている

枕カバーや枕は綺麗に保っていますか?

「最後に洗ったのはいつだっけ」という人は要注意。

あなたの枕は雑菌だらけになっているかもしれません。

髪と頭皮を清潔に保っていても、枕が汚いとそこから雑菌が繁殖してしまいます。

「頭皮の臭いを消すにはどうすればいい」と悩んでいる人は、枕を清潔に保つところからスタートしてみるといいかもしれません。

「洗浄力が強い=臭いケア」は嘘? 臭くなるシャンプーにご用心

ここで気をつけなければならないのはシャンプーの選び方。

「スッキリした洗浄力」「スカルプケア」「爽快感」「無添加」などの謳い文句でシャンプーを選んでいる男性は要注意。

選び方を間違えると、頭皮の臭いが治らないどころか、ますます悪化してしまうかも…。

まずは臭い対策的ににNGなシャンプーの例を紹介します。

洗浄力が強いシャンプー

「スカルプケア」「臭い対策」と表記されたシャンプーを買おうとしているアナタ!

もしかしたらそのシャンプーは臭いを悪化させてしまうかもしれません。

「臭いに効くって書いてあるのになんで逆効果なの?」

と疑問を持ったかと思います。

その理由はシャンプーの洗浄力(界面活性剤)にあります。

男性の頭皮ケア、臭いケアをうたった市販のシャンプーの多くは、「洗浄力が強い」傾向。

洗浄力が強いシャンプーが人気なのは、「強い洗浄成分(高級アルコール系の界面活性剤)が安価なこと」、「洗浄力が強いと爽快感があるので「効果がある」ように感じやすいこと」が理由だと思われます。

でも、頭皮には知られざるメカニズムがあることを忘れてはいけません。

頭皮には、「皮脂を落とされたら落とされるほど、さらに皮脂を分泌してしまう」性質があるということ。

言い換えると、洗浄力の強いシャンプーは「効果があるように思えて、皮脂が落ちているのはシャンプー後の一瞬」。

さらに「シャンプー後、頭皮の皮脂は洗う前よりも多くなっている」かもしれません。

つまり「臭い対策をしたい」なら、「洗浄力の強さ・爽快感」でシャンプーを選ぶのはNGということです。

頭皮環境をより良くするには、もしかしたらスカルプケアシャンプーが逆効果になっているかもしれません。

「一日2回」「2度洗い」も要注意

「落とせば落とすほど増えてしまう」のが皮脂の特徴。

シャンプー選びだけでなく、「洗い方」にも注意が必要です。

洗い過ぎ、シャンプーの使い過ぎも皮脂をゴッソリ取り過ぎてしまいます。

特に注意が必要なのが、「朝シャン夜シャン両方」など1日2回以上のシャンプー。

臭いを取り除きたいあまり、シャンプーの回数を増やしていることが、かえって皮脂の増加に繋がっているのです。

また、整髪料を落とすための「2度洗い」も要注意。

1回目,2回目ともに大量のシャンプー剤を使うと、頭皮に大きな負担をかけているかもしれません。

闇雲にシャンプー剤、シャンプーの回数を増やさなくても、コツをつかめば整髪料を落とすことが出来ます。

また「朝シャン夜シャン両方」派の人は「湯シャン」を取り入れるなどして、皮脂の負担をなるべく減らしてみましょう。

頭皮の臭い対策ならアミノ酸シャンプー

頭皮の臭いを消すには、「頭皮を刺激しない強さの洗浄成分」でシャンプーを選ぶことが先決です。

「でも洗浄力の強い・弱いって使わないとわからなくない?」

と思う方が多いでしょうが、実は成分表記を見れば「洗浄力が強いかどうか」を判断できるのです!

洗浄力を見分けるポイントは、アミノ酸成分が入っているかどうか。

アミノ酸成分が含まれているアミノ酸シャンプーであれば「皮脂を落とし過ぎる」心配がないので安心して洗うことが出来ます。

洗浄力を左右する成分は「界面活性剤」といい、「アミノ酸系」「高級アルコール系」「石鹸系」の3タイプに分けることが出来ます。

  • アミノ酸系界面活性剤 ココイルグルタミン酸TEA,ラウロイルメチルアラニンNaなど
  • 高級アルコール系界面活性剤 ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウムなど

以上の成分名はほんの一例です。

また高級アルコール系の界面活性剤は、「無添加」「天然」などとアピールされたシャンプーにも含まれている場合も。注意深く成分表記をチェックしてみましょう。

アミノ酸シャンプーの注意事項

「アミノ酸シャンプーを使ったけど、臭いは治らない」

「すっきりしない。頭皮のベタベタが前より悪化した」

そんなレビューを見て、アミノ酸シャンプーの使用を躊躇してしまう男性もいるかと思います。

ここで「治らない」「かえって逆効果」という意見が出る理由と、アミノ酸シャンプーを使う上での注意点をお伝えします。

「治らない」という意見が出てくる理由は、「皮脂の分泌量が落ち着くまで、少々時間がかかる」ため。

高級アルコール系シャンプーの強い洗浄力の反動で、過剰に出ていた皮脂の量が元どおりになるには多少の時間を要します。

また過剰分泌されていた皮脂に対し、アミノ酸シャンプーの洗浄力が「弱い」と感じてしまうのは否めません。

「しっかり洗えていない気がする」「泡立ちが悪い」という感覚が多かれ少なかれ生じるかと思います。

だからといって「アミノ酸シャンプーがダメ」という訳ではありません。

使い始めは「べたつきが残っている感」がどうしてもあるかと思いますが、「使い続けると皮脂の量が落ち着いてきた」という声も多くあるので心配しないで大丈夫です。

また、洗浄力の強い高級アルコール系シャンプーと違って、アミノ酸シャンプーを泡立てるには多少のコツが必要です。

でも慣れればしっかり洗い上げることが出来ますよ。頭皮の臭いを消すには、地道な努力も大切です。

臭いを消すために!臭いが気になる人へのシャンプーの洗い方紹介

頭皮の臭い対策には洗い方も大切です。

まずはブラッシング

ブラッシングで髪の汚れをある程度落としましょう。

ここでしっかり汚れを落としておけば、少量のシャンプー剤でもしっかり洗い上げることが出来ます。

予洗い

シャンプー前にお湯だけの予洗いをしておくこともオススメします。

温度は38度ぐらいが理想です。高温のシャワーは髪の毛へダメージを与えてしまうほか、皮脂を落とし過ぎてしまうおそれもあります。

実は髪の汚れの7割ぐらいはこの予洗いでしっかり落ちるとも言われています。

ここで髪の毛に水気が行き渡ると、シャンプーの泡立ちもよくなりますよ、

シャンプーは泡立てて使用する

シャンプー剤は必ず手のひらでしっかり泡立ててから、頭の上にのせましょう。

液体のまま頭にドバっとのせるのは絶対NG。

液体のままだと、頭皮の毛穴に入り込んでしまい、毛穴詰まりを引き起こす要因となってしまいます。

シャンプーのポイントは「優しく優しく揉み上げること」。

臭いを落としたいからといって、ゴシゴシ力を込めて洗うのは絶対にやめましょう。

強い摩擦は髪にも頭皮にもダメージを与えかねません。

摩擦などの刺激を受けた頭皮は炎症などを引き起こしやすくなってしまい、さらなるトラブルに繋がってしまいます。

泡をしっかりとすすぐ

すすぎは非常に大切です。

すすぎが甘いとシャンプー剤が頭皮に残ってしまいます。

頭皮に残ったシャンプー剤は雑菌のエサとなり、臭いを引き起こす要因に。油断せずしっかりすすぎましょう。

髪の毛の長さにもよりますが、2,3分ほど時間をかけて丁寧にすすぐことをオススメします。

タオルドライもていねいに

頭皮環境を清潔に保つ上でも、自然乾燥は避けましょう。

タオルで髪と頭皮の水気をしっかりとり、ドライヤーを使いましょう。

タオルドライを怠ると、ドライヤーの使用時間が長くなってしまいます。

熱風を当てすぎると髪の毛が傷みやすくなるので、ドライヤーを使用する前にタオルドライをしっかりすることをオススメします。

タオルドライにおいても、ゴシゴシ摩擦はNGです。

髪と頭皮に不要なダメージを与えないよう、優しいタッチでケアしてくださいね。

頭皮クレンジングもオススメ

日々のシャンプーだけでなく、頭皮を綺麗にするスカルプケアもオススメします。

美容室などで提供されている頭皮クレンジング、炭酸ヘッドスパなどは蓄積された皮脂の汚れをリセット出来ると好評です。

また頭皮クレンジングはオイルさえあれば自宅で出来るので、セルフケアもオススメ。

日々のシャンプーの前にホホバオイルなどで5分程度頭皮をクレンジングするだけでも、だいぶ毛穴汚れがスッキリするようですよ!

また炭酸水を使った炭酸ヘッドスパもセルフで行うことが可能です。

炭酸水に含まれている二酸化炭素には血行促進効果、炭酸の気泡には皮膚・角質の汚れを落とす効果があります。

夏に向けて「炭酸水」と「オイル」を常備しておくのも良いのではないでしょうか。

まとめ

爽快感がある強い洗浄力のシャンプーはかえって臭いの要因となってしまうんですね。

頭皮の臭いを消すには闇雲に洗浄すればいいという訳ではありません。

「皮脂を落とし過ぎない」適度なシャンプー、洗い方が大切です。

正しい基準でシャンプーを選び、正しい使い方で頭皮をケアすれば皮脂と臭いが徐々に改善されてくると思います。

「これをやれば一瞬で変わる」という裏技はヘアケアにおいてもあまりありません。

日々の地道なケアの積み重ねがやがて頭皮環境、臭いを左右すると思います。

「臭いが治らない」と悩んでいる人は、まずはシャンプーの選び方を見直すことからスタートしてはいかがでしょうか?

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Aika

ライター 音楽と映画、ファッションが好きな24歳。 音楽は主にロックやパンク、映画はコテコテのアクション映画が好き。 ファッションは主にヴィヴィアンウエストウッドのファンで、将来の夢は”ブランド品を値段気にせず買いまくること。twitterwebサイト

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